こんにちは、管理人です。
先日、ふと思い立って久しぶりにアジアンエステを体験してきました。
ここ数年は日本人セラピストによるエステばかり利用していたので、実に数年ぶりのアジアンエステとなります。
以前アジアンエステから足が遠のいていた特別な理由はなかったのですが、強いて言えば
「お店によってサービス内容や質にばらつきがあり、ハズレが多いのではないか」
「対応が少し雑な場合もある」
といった、なんとなく抱いていたイメージが影響していたのかもしれません。
今回の記事では、実際にアジアンエステに行ってみて感じた率直な感想を交えながら、アジアンエステについて深掘りし、日本人セラピストによるエステとの違いについても詳しくお伝えしていこうと思います。
アジアンエステの種類と多様なサービス内容
「アジアンエステ」と一言で言っても、そのルーツや提供されるサービスは多岐にわたります。
私が今回リサーチした範囲では、特に以下のような国に由来するエステが多く見受けられました。
中国式エステ
韓国式エステ
台湾式エステ
もちろん、これら以外にも様々な国のエステが存在するようですが、ウェブサイトなどで情報収集する中でよく目にしたのはこの3つでした。
正直なところ、それぞれの国によるサービス内容の明確な違いは、お店の紹介を見る限りではそこまで大きく感じませんでした。
むしろ、国ごとの特徴というよりも、各店舗が導入している設備や提供するコース内容によってサービスの差別化が図られているように思います。
提供されるサービス内容も非常に豊富です。
一般的なオイルマッサージに加えて、以下のようなユニークなサービスがコースに含まれていることが多いのが特徴です。
ホットストーンマッサージ:温めた石を使った施術で身体の芯から温めます。
あかすり:古い角質を取り除き、お肌をツルツルにする人気のサービスです。
泡洗体:たっぷりの泡で全身を丁寧に洗い上げる爽快なサービス。
ストレッチ:施術中に身体を伸ばし、筋肉の緊張を和らげます。
ホットオイルマッサージ:温かいオイルを使用する、よりリラックス効果の高いマッサージ。
私が自宅近くで探した店舗ではこれらのサービスが中心でしたが、都心部など店舗が多いエリアに行けば、さらに多様なサービスや最新の設備を備えたお店もあるでしょう。
(私の住まいは比較的田舎なので、選択肢は限られていました。)
今回色々なお店を調べる中で面白かったのは、ほとんどのお店で複数のサービスを組み合わせた「パッケージコース」が用意されている点です。
例えば、
Aコース:泡洗体、ホットストーン、あかすり、オイルマッサージ
Bコース:泡洗体、オイルマッサージ
Cコース:オイルマッサージのみ
といった具合に、提供されるサービスの種類と時間によってコースが分かれており、料金もコース内容によって大きく変動します。
同じ「中国式エステ」を名乗っていても、あかすりをメインにしているお店もあれば、泡洗体に力を入れているお店もあり、お店ごとの個性が出ている部分だと感じました。
さらに興味深かったのは、同じようなサービス内容や施術時間でも、お店によって料金設定にかなりの開きが見られたことです。
例えば、先ほど挙げたAコース(複数のサービス込み)が60分で10,000円のお店もあれば、同じ10,000円で80分というお店もありました。
日本人セラピストによるエステでも料金差は存在しますが、アジアンエステでのこの料金と時間の幅広いバリエーションには正直驚きました。
もしアジアンエステに行ってみようと考えている方がいれば、料金やコース時間を事前にしっかりと比較検討しないと、少し損をしてしまう可能性もあるかもしれません。
基本的には多くのお店で提供されているサービス内容自体は似通っていると感じましたが、私が今回訪れたお店のように、コースには含まれていないはずのサービスが少しだけ付いてくる、といったこともあるようなので、お店選びはやはり慎重に行った方が良さそうです。
料金面で特に驚いたのは、
「アジアンエステだからもっと安いはずだ」
という先入観があったのですが、実際に調べてみると、まともにサービスを受けようとすれば日本人セラピストのエステと変わらない、あるいは地域によってはそれ以上の料金設定になっている場合もあったことです。
例えば、スタンダードな60分コースで10,000円、80分コースだと13,000円といった価格帯は珍しくありませんでした。
「アジアンエステは安い」というイメージは、もしかするともう過去のものになっているのかもしれません。
セラピスト選びの難しさと見極めポイント
日本人セラピストのメンズエステを利用する多くの方が、お店選びで最も重要視する点の一つに「好みのセラピストがいるかどうか」を挙げると思います。
やはり、心地よいサービスを受けるなら、視覚的にも魅力的な女性に担当してもらいたいと考えるのは自然なことです。
行きたいお店を見つけても、ホームページなどでセラピストの情報を確認し、好みのタイプのセラピストが見当たらなければ、別のお店を探すという方も少なくないでしょう。
アジアンエステにおいても、もちろんセラピストは非常に重要な要素です。「ハズレ」のセラピストには当たりたくない、というのは皆同じ願いだと思います。
しかし、アジアンエステの多くのお店では、日本人エステのようにセラピストの出勤スケジュールが公開されていないのが一般的です。
「今日、どんなセラピストさんが出勤しているのかな?」と事前に確認しようと思っても、それが難しいのが現状です。
さらに、多くのお店のセラピスト紹介ページに掲載されている写真が、明らかに本人ではないような、インターネット上の画像を流用していると思われるケースが非常に多いのです。
そのため、期待して行ってみたら写真と全く違う女性が出てきた、という話も珍しくありません。
ですが、今回私がリサーチする中で、そういった流用写真ではなく、実際に在籍しているセラピストさんの写真を使っていると思われる店舗もいくつか見つけることができました。
私が今回利用したお店もその一つで、ホームページに掲載されていた写真と寸分違わぬ、本当に写真通りの女性が出迎えてくれました。
この点については後ほど詳しく書きますが、今回の私の経験においては「当たり」だったと言えるでしょう。
では、写真が本当に実在するセラピストのものかどうかを見極めるにはどうすれば良いのでしょうか?
一つの重要なポイントは、掲載されている写真の背景や撮影場所が毎回同じかどうかです。
まるで撮影スタジオで撮ったようなクオリティの高い写真や、屋外での撮影、プロのカメラマンが撮ったと思われるような写真は、複数の店舗で使い回されている可能性が非常に高いです。
逆に、スマートフォンで撮影したような、背景も特に凝っておらず、もしかしたら「写りがイマイチかな?」と感じるような写真が使われている場合は、その店舗で実際に働いているセラピストさんの写真である可能性がグッと高まります。
「写真の見た目の華やかさ」だけで判断せず、写真のリアリティに注目するのが、良いセラピストに出会える可能性を高めるコツかもしれません。
見た目の派手さはないけれど、写真がリアルなお店ほど、実は「当たり」のお店である可能性を秘めていると思います。
実際に体験してみて感じたこと
「アジアンエステに行ってみよう!」と思い立ってから、色々なお店の情報を集め始めました。
しかし、これが想像以上に苦労しました。
アジアンエステを紹介しているウェブサイトが限られていたり、掲載されている情報が古くてすでにお店が存在しなかったり、あるいはサイトを見てもサービス内容やセラピストさんの違いが分かりづらかったりしたからです。
たくさんのお店を比較検討しながら、最終的にどのお店に決めるか、その「決定打」をどこに求めるべきか悩みました。
というのも、前述したように、思っていたよりもアジアンエステの料金が高かったため、途中から
「この料金を出すなら、慣れている日本人セラピストのエステに行った方が満足できるのではないか?」
という気持ちが芽生えてきていたからです。
アジアンエステで満足できそうな充実したコースを選ぼうとすると、やはりどうしても10,000円を超えてしまいますし、良さそうなコースは13,000円など、決して気軽に利用できる価格ではありません。
「日本人エステと大して変わらないじゃないか!」
というモヤモヤを抱えつつも、一度「行ってみよう」と決めると止まらなくなるのが男というもの
(きっと、この気持ちを理解してくれる方も多いはずです)。
結局、いくつかの条件をクリアしたお店に絞り込み、予約を入れることにしました。
今回、私がお店の決め手としたのは以下の点でした。
セラピストの写真が実物に近いと感じられた点
ホームページが比較的しっかり作り込まれていた点
自宅から近い、またはアクセスしやすい場所にある点
自分が受けたいと思うサービスが含まれるコースがあった点
これらの条件を満たすお店に電話で問い合わせてみると、カタコトながらも丁寧な日本語で対応してくれました。
アジアンエステには日本人エステのような細かな出勤表がないことが多いため、予約のシステムも少し独特です。
「これから行っても大丈夫ですか?」
と尋ねたところ、
「大丈夫です。待ってますねー」
と、名前や時間の確認もなく、拍子抜けするほどあっさりとした返事が返ってきました。
少し不安を感じつつも、お店へと向かいました。
アジアンエステ独特の、派手に光る看板と少し安っぽく見える入り口は、どこのお店に行っても似たような雰囲気がある気がします。
あの扉を開ける瞬間、少し恥ずかしくて勇気が必要だと感じるのは私だけでしょうか…?
さらに、お店に入った時の、店長さんらしき人の親しみやすすぎる、時には少し馴れ馴れしいと感じる接客も「あるある」かもしれません。
そんなこんなで店内に入り、今回はホットオイル、ホットストーン、リンパマッサージが含まれる80分コースをお願いすることにしました。
料金は13,000円でした。先にお会計を済ませ、お部屋に案内されて待っていると、ホームページで見た写真の、期待通りの可愛い女性セラピストさんが登場しました。
普通にレベルが高く、写真通りの素敵な方でした。
可愛らしく、そして愛嬌もあって、マッサージが始まる前のちょっとした会話だけでも楽しい時間を過ごせました。
着替えをする際も一緒にお部屋にいてくれるスタイルで、全裸になった時は少し気恥ずかしさもありましたが、ずっと一緒にいてくれるというのは何だか嬉しくなるものですね。
着替えが終わると、シャワーを浴びる間もなく、そのままマッサージが始まりました。
マッサージのスキルは非常に高いと感じました。
過去に何度かアジアンエステに行った経験がありますが、どのお店でも概してマッサージは上手な印象があります。
今回担当してくれたセラピストさんも例に漏れず、マッサージの技術は確かでした。
加えて、会話も楽しく、サービスの内容にも「キワキワかな?」と感じさせるような要素も含まれており、正直想像していた以上に楽しむことができました。
具体的な内容については、長くなるのでここでは詳しく触れませんが、総合的な満足度はかなり高い体験でした。
ただし、「日本人セラピストによるメンズエステ」として期待して行くと、もしかすると少し物足りなさを感じる部分もあるかもしれません。
というのも、アジアンエステはやはり「マッサージ」そのものに重きを置いているため、特定の部位(例えば鼠径部など)への集中したアプローチや、丁寧な段階を踏んで興奮を高めていくような「キワキワ」のサービスはメインではありません。
あっても、ゾクゾクするような、じっくりと攻めてくるような感覚は少ないように感じました。
マッサージが終わると、セラピストさんと一緒にシャワーを浴びに。
ここで、コース内容には明記されていませんでしたが、軽く泡を使って身体を洗ってくれるサービスがありました。
これも「泡洗体」と言えなくもないような、嬉しいサプライズサービスでした。シャワーを終えると、お部屋に戻って飲み物を出してくれ、少しお話しながら肩などを軽くマッサージしてくれて終了です。
正直、行く前はそれほど大きな期待はしていなかったのですが、終わってみれば予想を遥かに超える、満足度の高い時間を過ごすことができました。
アジアンエステはオススメできるのか?
トータルで考えると、個人的にはアジアンエステは「あり」な選択肢だと思います。
その主な理由は、マッサージスキルが高いので身体の疲れをしっかりと取れること、そして一つのコースの中に複数のサービス(オイルマッサージ、ホットストーン、泡洗体など)が含まれていることが多く、一度に様々なタイプの施術を体験できるからです。
「オイルマッサージで癒されたいけれど、上手なマッサージで肩こりも解消したい」
「ちょっとだけイチャイチャする雰囲気も楽しみたいし、最後はシャワーでさっぱりしたい」
といった、いくつかの異なるニーズを同時に満たしてくれるポテンシャルをアジアンエステは持っていると言えます。
しかし、一方で微妙だと感じた点もいくつかあります。
特定の部位にじっくりと時間をかけ、ゾクゾクするような丁寧さや技術は期待しにくい
優しく丁寧に段階を踏んで興奮を高めていくようなプロセスは少ない
セラピストさんとのトークが、日本語の壁もあってか、少しぎこちない場合がある
鼠径部など、特定の「キワキワ」を楽しむという点に特化しているわけではない
思っていたより料金が高くつく場合がある
特に、鼠径部周りのマッサージがコースに含まれている場合もありますが、日本人セラピストのメンズエステに慣れている方からすると、
「もっと丁寧に、時間をかけてやってほしい」と感じてしまうかもしれません。
もちろん、これらは私が体験したお店やリサーチした範囲での話であり、全てのアジアンエステ店舗やセラピストさんに当てはまるわけではありません。
お店やセラピストによって、提供されるサービス内容や料金、そしてスキルの差は確実に存在します。
ただ、いつも決まった日本人セラピストのお店ばかりに行っているという方は、たまには気分転換にアジアンエステを選んでみるのも良いかもしれません。
アジアンエステを体験することで、改めて日本人セラピストの丁寧さや、特有のサービス(特定の部位への集中アプローチなど)の良さ、楽しさを再認識することができる可能性もあります。
これは、海外旅行に行って初めて日本の良さや文化を深く理解できる、という感覚と少し似ているかもしれません。
決して安価ではないため、頻繁に通うのは難しいかもしれませんが、「こういう選択肢もあるんだな」と知っておくことは、今後のお店選びの幅を広げる上で役立つはずです。
私自身、今回の体験を通じて、アジアンエステに対するイメージが大きく変わりました。機会があれば、また他のアジアンエステも試してみたいと思っています。